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Wiiには、懐かしのゲームがダウンロードできる「バーチャルコンソール」というサービスがありまして、これまではファミコンやメガドライブやPCエンジンなど過去の家庭用ゲーム機のゲームソフトが配信されていたんですよね。
それはそれで素晴らしいことだと思うし、ぜひやってみたいという気持ちにもなるんですが、過去の家庭用ゲームで自分が欲しいものといえば、いまだにゲーム機本体もゲームソフトも全部手元に(すぐ遊べる状態で)持っているので、わざわざお金を払ってWiiにダウンロードする機会はなかったわけです。 ところが!! 昨日から、取扱うゲームの種類が増えたんですよ。その名も「バーチャルコンソール アーケード」!!!!! 「アーケード」ですよ、「アーケード」! ゲームセンターの懐かしのゲームが"ゲームセンターで動いていたそのまま"遊べるってことですよね!? これはヤバすぎませんか!! 僕らの世代が一番ゲームに熱中していた頃はゲームセンターのビデオゲームの全盛期で、アルバイトして稼いだお金を100円玉に両替して(文字通り)テーブルに積み上げて遊んでいたんですよね。で、「このゲームが家で何度でも遊べればいいなぁ……」と思って、自分の好きなゲームが家庭用ゲームに移植される度に大喜びしてそっちも買っていたわけです。 当時の家庭用ゲーム機はファミコンが主流の時代で、アーケードゲームの基盤との性能差が大きすぎて、どうやっても同じゲームにはなりません。そこを画面上に表示するキャラクター数を減らしたり、巨大ボスキャラを小さくしてみたり、さまざまな工夫をしながら移植して、ユーザーとしてはゲーム機の性能が上がるたびに「今度はさらに移植度が上がってオリジナルのアーケード版に近づいたぞ!」なんて狂喜乱舞していたんですよねー。あはは。 だから、同じゲームをファミコン、MSX、PCエンジン、セガサターン、PS1、PS2で持っているなんてこともあったりして(苦笑)。いやはや。 すでにセガサターン以降のゲーム機への移植度合に関していえば、もうアーケード版と遜色ないところまで行ってるので、別にいまさら……とは思うものの、「バーチャルコンソール アーケード」と銘打つだけあって、完璧に当時のアーケード基盤を再現しているというのなら……やはり気になって仕方ありません。(ちゃんと調べなきゃ!) 今回第1弾として配信されているタイトルは、『スターフォース』、『スペースハリアー』、『イシターの復活』、『エメラルディア』、『ギャプラス』、『ソルバルウ』の計6タイトル。 『スターフォース』はゲームセンターでめちゃくちゃやったなー。 『スペースハリアー』はセガに入るきっかけになったゲームだよなー。『ギャプラス』は本屋でアルバイトしていたとき、1時間の休憩時間を100円で過ごすためにやりこんだシューティングで、僕がワンコインで最も長時間遊べたゲームだったなー。『イシターの復活』はあまりにあまりな難易度とゲーム性で(アーケードでRPGを遊ばせるゲームシステムだった)、大変な金額をつぎ込んだ挙句にまるでクリアできず、当時唯一このゲームが移植された「MSX2+」というハードをこのゲームのためだけに買ってしまったほどだった……。 と、まさに40代を狙ったかのような(笑)「バーチャルコンソール アーケード」。強い意志を持って立ち向かわないと、気がつけば全タイトルをダウンロードしていそう。ああ、ホントに恐ろしい!!
by takezakit
| 2009-03-27 12:53
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