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『あちん』を読んだ後、すぐに読み始めた長島槇子著『遊郭の怪談(さとのはなし)』(←「幽怪談文学賞」長編部門特別賞受賞作品)を、ようやく読了。途中まで相当な勢いで読んでたのですけど、途中でなんだか読書するタイミングを逸して、こんなに時間がかかってしまいました。
結論から申しますと、「大変面白かった」です。そりゃ、受賞作なんだから面白いに決まってると仰られるかもしれませんが(笑)、「吉原遊郭で語られる怪談話」が、"馴染みのない単語もふんだんに"語られるわけですから、結果的に「面白い」と思わせることは容易ではないはずなのです。 馴染みのない単語といいますのは、例えば、「新造(しんぞう)」「禿(かむろ)」「籬(まがき)」とか。普段の生活の中で、こういった言葉に巡り会ったとこはあったでしょうか?(→ま、学が足りないってこともありましょうが……) 『あちん』とは全く違っていますが、これまた現代において「怪談とは?」という問いに対する見事な答えになっている作品だと感心いたしました。
by takezakit
| 2008-05-21 23:16
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