by takezakit
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ダリオ・アルジェント監督の代表作『サスペリア』の元ネタといわれるド・クインシー著『深き淵よりの嘆息』を読もうと思ってAmazonで検索していたところ、「この商品を買った人はこんな商品も買っています」欄に出てきた本が気になったので(苦笑)、一緒に買って、先に読んでしまいました。
プリーストリー著『夜の来訪者』。この本は約160ページと短い、しかも三幕ものの戯曲作品なので、すぐに読み終えてしまいます。しかし、その内容はなかなかたいしたもので……。 舞台は1912年のイギリス。事業を成功させた(高飛車な)父、(自信満々な)母、(高慢な)娘、(放蕩)息子、そして娘の(いいとこの坊ちゃん風)婚約者が食卓を囲み、婚約披露を兼ねた食事を楽しんでいるところに一人の警部が訪ねてくる。 「さきほど無残な自殺を遂げた若い女性がいたのですが、その自殺にみなさんは関わりがありませんか?」 最初は誰もが関係ないと思っている事件の背景について、警部がひとり、またひとりと聞き取り捜査を進める中、意外な事実関係が浮かび上がってくる……というお話。 当時のイギリス社会の支配層と労働者の関係など、社会的な問題提起をサスペンスフルな謎解きの物語に昇華して、きっちり面白く読ませるのがすごい。かつては日本でも何度も上演されたという舞台、一度見てみたいなぁと思った。現代風にアレンジしても充分に面白い舞台が作れそう。 話はガラリと変わりますが、先週アメリカでおこなわれた「New York Licensing Show」(←去年は僕も行ったけど、今年はお留守番)にて、『恐竜キング』の北米展開が発表された模様。これで『恐竜キング』も世界に羽ばたくのか~と思うと、ちょっと感無量です。ま、"感無量"してる場合じゃないんだが、いろいろやんなきゃいけねーし(笑)。
by takezakit
| 2007-06-27 23:59
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