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ちょっと気が滅入りがちな日々なので(仕事はうまくいってますよー!! ご心配なく)、アホな小説を読んでせめて気分だけでも盛り上げようと、森見登美彦著『太陽の塔』を買ってきました。
昨年読んだ本の中で最も大きな感銘を受けた面白小説『夜は短し歩けよ乙女』の著者のデビュー作です。 自分を正当化するためにはやたらと弁が立つ、むさくるしい京大5回生の男を主人公に、世をすねた冴えない大学生の日々を独特の語り口で描く、なんとも不思議な物語。なんら特別な事件が起こるわけでもなく、どちらかといえば情けないことこのうえない大学生の独白が、その独自の言い回しや表現力でなんだか娯楽性をまとっているように見えてしまうという摩訶不思議な読書体験が味わえます。 ただ、やはりそこはデビュー作。まだまだ完成度が足りてません(←えらそうやな……)。 この独特の個性をそのままに、よりエンターテイメント性を増し、磨きがかかった作品として『夜は短し歩けよ乙女』が完成するわけですから、森見登美彦氏の作品を未読の方には、やはり『夜は短し歩けよ乙女』をオススメしたいところです。 ところで、本作『太陽の塔』の主人公は「まなみ号」という名の自転車を愛用しておるのですが、本作を読み終わったところで、巻末の「解説」を「本上まなみ」が書いていたのには軽く驚き、そして笑いました。幸せですね、森見さんってば!(笑) ちなみに、僕も「太陽の塔」(←大阪にあるホンモノ)は大好きです。
by takezakit
| 2010-03-06 23:26
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