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-200%くらいの覚悟で臨めば、-70%くらいだったときは随分と幸せに感じるものだ。
神戸から戻る新幹線で昨日の続きを読んでいた銀色夏生さんの『第3の人生の始まり つれづれノート(15)』(角川文庫)にこんな一節があった。 「いろんなこと、逆に考えたら楽になることは多い。何かができなくて落ち込む時、できないのがふつうだと思えば、もしできた時、すごくうれしい。そういうのの究極で、死んでることがふつうだと思えば、今生きてることは、何億年という時間の中で数十年も生きていることは、すごく一瞬だし、すごくおもしろい。死んでるのがふつうだと思えば、今、人があれこれ言ってること、価値観はほとんど全部、ひっくりかえる。」 今、生きていることは幸せだと思う。いろいろと自分が思うようにいかなくたって、いろいろ不自由があったって、生きてなきゃ感じられないことはたくさんあるし、生きているからこそ、こんなに日々喜び、悲しみ、泣き、笑い、いろんなことを考えることができるのだから……。 ちなみに、こないだ七草粥の店でいただいたお年賀の梅昆布茶には「おみくじ」が入ってまして(笑)。「おみくじ」って何十年ぶりなんだけど、そこには、こう書かれてました。 「今を辛抱すれば未来に光明の春が待っています 心を乱さず一生懸命に努力すること」 そうだね、「光明の春」を目指して苦しくても一生懸命努力しよう! そんな風に思ったよ。
by takezakit
| 2009-01-12 23:59
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