by takezakit
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デビッド・フィンチャー監督作『ソーシャル・ネットワーク』をようやく観てきました。「観たい!」と思ってから今日までが随分と長くかかった映画だった(笑)。
ご存じのとおりこの映画は、「Facebook」を創設したマーク・ザッカーバーグとその周囲の人々が(「Facebook」誕生前夜から最近に至るまでに)繰り広げたドラマを"事実を元にしたフィクション"として描く。(厳密に取材して書かれた脚本ではないので、すべてに事実を描くことはできない。) まず、冒頭からザッカーバーグとガールフレンドの会話シーンに圧倒される。感情の起伏が極端に少ないほぼ無表情のザッカーバーグが、機関銃のように猛スピードで繰り出す言葉は強烈だ。この場面の後、ひたすら一人で街を走り抜けるザッカーバーグをロングショットで捉えたオープニングを挟んで、寮に帰った彼がPCに向かって猛烈な勢いで行動を起こした瞬間までで、この映画を見るための前提となる知識は充分すぎるほど観客に叩き込まれる。 この映画は、一貫して「ザッカーバーグという人間」を描く映画なのだ。 冒頭で彼の考え方や行動の基本パターンを叩き込んだ後は、そんな彼が次々に行動して現在に至るまでの姿を恐るべきスピードで見せてくれる。実に多くの情報量を見事に整理して、多数のショットを、場面を、時間も空間も自由自在につなぎ合わせて、アッという間に見事な終幕。 今度ばかりは監督のデビッド・フィンチャーに脱帽だ。いや、それよりも凄いのは主役のザッカーバーグを演じたジェシー・アイゼンバーグ!! 彼は、よくぞあれだけ感情が表に出ない(でも、不自然さがない)演技ができたものだ。この化けっぷり、アカデミー賞の主演男優賞とっても全然おかしくないと思う。 ジェシー・アイゼンバーグは『ゾンビランド』ではもっと表情豊かな演技をしていたけど、そういえば、設定は「引きこもりで友達もいないネットゲームおたく」だったな……(笑)。 『ソーシャル・ネットワーク』、とにかく刺激的で、神経を研ぎ澄まされる映画でした。と同時に、こういう奴らを相手に競争しなきゃいけない日々の業務の現実に目が覚めるような(or 叩きのめされるような)気持ちにもなりました……。
by takezakit
| 2011-02-12 22:24
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