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「先が読めないから、 最終ページまでぐいぐい引っ張られる。
私は、こういう小説が大好きです!」 宮部みゆき氏 絶賛! という「帯」に釣られて買った北林一光著『ファントム・ピークス』を1日で一気に読んでしまいました。午前3時までかかった……(笑)。まさに「ぐいぐい引っ張られた」ということでしょうか!? この文庫本の一番の魅力は、『ファントム・ピークス』というサスペンス洋画風なタイトル、イラストを含めたちょっと不気味な雰囲気のカバーデザイン、そして宮部さんの推薦コメント!! 読み終わってからも、その意識は変わりません。 山で女性が行方不明になる事件が発生し、1人目のときは事故か何かだろうと思われていたが、やがて2人目、3人目の犠牲者が出て…… 一体、この山には何が潜んでいるのか? これ以上書くと身も蓋もないので、あらすじはこんなところで。 本作を読み終わってから「こんな内容だったよ」って人にあらすじを話しても「へーえ…… それが面白かったの??」って軽くながされるほどの筋だと思う、正直なところ。でも、これを実際に読んでみると実に面白い。 舞台の雰囲気作りや、描写力や、情報をいい具合に小出しにしていく加減なんかがとても巧くて、ついつい「もう少し先まで……」と読んでしまう感じなんですよね。それがつまり、「ぐいぐい引っ張られる」っていう宮部さんのコメントにつながるわけで。 非常に演出力のある著者だなぁ……と感心しました。決して派手な物語ではないけどね!
by takezakit
| 2011-01-09 22:25
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