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ちょっと遅ればせなんですけど、佐々木俊尚著『電子書籍の衝撃』を読みました。もう今さら何を言うまでもない「キンドルやiPadが登場して、本の世界はどう変わるのか?」をテーマに書かれた本。
この手のテーマは、刻一刻と状況が猛スピードで変化するので本が発行されるや内容はどんどん風化していくわけですが、本書についていえば、日本の出版業界の歴史や仕組みを詳しく紹介し、その結果いまの出版業界がどんな状態になっているのかを説明してくれたり、電子ブックの登場からプラットフォーム戦争の流れを解説してくれたりするので(←ゲーム機のプラットフォーム戦争と相通ずるデファクト・スタンダードを目指した戦い)、多少遅れて手にとっても十分役に立つ内容になっています。 2010年3月に書き終えている内容なので、日本ではまだiPad発売前の内容なんだけどね。その後のことはネットのニュースを検索すれば良いし。 僕、大学時代に本屋さんでアルバイトして、毎日「返品作業」していたり、どうしても店に入れたい本は取次の倉庫まで取りに行ったりしてた(←売れセンの本は奪い合いだった)ので、この本でも書かれている日本の書籍流通の仕組み(の問題点)は身にしみます。そのへんを知るだけでも大きな意味のある一冊ではないかと。 著者は年に数百冊の本を購入し、百冊以上はちゃんと読んでいるとおっしゃっていますが、僕も同様な活字中毒者なので、そういった目線からも「電子書籍」の「紙の書籍」とは違う可能性を追求してみたいと常日頃から思っています。 しかし、これだけ劇的に「世の中の仕組み」が変わる時代。自分の役割と価値をしっかりと捉えて常に行動していないと、気がつけば不必要な人になっちゃいかねないよねー……。くわばらくわばら。
by takezakit
| 2010-07-26 22:08
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