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重松清著『その日のまえに』を読了。
自分の年齢的にも読みどきかなぁ……と考えて、いよいよ手にとった一冊だったのですが。 やっぱ……、"重い"ですねー。いや、"重い"というより、しみじみ・しんみりとした気持ちになりますねぇ。 以前、竹内まりやの『人生の扉』という歌を聴いたときの日記でも似たようなことを書きましたが、人生45年生きてると、普通に考えて、残ってる時間の方が少ないわけです。 また、ここ数年は、自分や友人を含む身近な範囲でも、当たり前のように親しい人との別れがやってきたりしています。 「別れの日(=その日)」について後ろ向きに考えているわけじゃなく、「その日」は目の前に存在する避けられない真実なのだと、今では認識しています。 落ち着いて、現実から目を背けることなく、「その日」について考えることができるのは、考えることが出来ないよりも幸せなことだと思います。 そんなことを改めて考えさせてくれる一冊でした。 この本って、何歳で、どのような環境で読むかによって大きく捉え方が変わりますよね。 ときに。 自分自身について思うところは、「その日までに自分は何を遺せるのか?」というこだわりです。 僕はよく「人の役に立ちたい」と口にして笑われるのですが(苦笑)、別に自分を犠牲にして人ためになることだけをやりたいと言っているのではなく、終わりがある人生の中で、自分が持っている"残り時間"と"何がしかの能力"(←たいしたもんじゃないかもしれませんけど・笑)を、自分の周囲にいる人々をほんの少しでも幸せにすることに使えたら嬉しいなぁ……って思うのです。そこに自分の幸せがあると感じるから。 だから、人との出会いは大切にしたいし、いろんな人といろんな話がしたい。人生、どこに何が転がってるかわかりません。思わぬところに、とても大切なものが落ちていることだって、きっとあります。 仕事をしていて、よく「お互いの会社がWin-Winの関係になるように」って言葉が使われますが、人間と人間の関係も「Win-Winの関係」でありたいな……と。 僕がやりたいと思うことが、誰かの役に立つ。誰かが僕にやってほしいと思うことが、僕の幸せにつながる。 そんなことがどれだけあるのかわかんないけど、家族のために、同僚のために、上司のために、会社のために、友人のために、人生で出会ったいろいろな人のために、そして自分のために「何ができるかなー?」って日々考えることが、つまりは「その日までに自分は何を遺せるのか?」という僕の命題なのです。
by takezakit
| 2009-07-24 01:43
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